ふるさと納税って気になるけど、みんなどこに寄付しているんだろう?
お得な寄付先ってどういうところがあるのかな?
皆さんはこんなこと思ったことはないですか?
僕も制度を知ってから5年間毎年やっていますが、ずばりお得です!
我が家ではティッシュペーパーなどの日用品や、果物などの食材、大好きな炭酸水などの嗜好品を返礼品として選んでいます。
今回の記事では、実際に活用している僕が、ふるさと納税制度と、寄付先の紹介をしていきます。
ふるさと納税制度の基本
結論:メリットの多いお得な制度!
ふるさと納税を一言で表すと、「実質2000円の自己負担で自治体から色々な返礼品をもらえる制度」です。
実質2000円というのは、例えば合計5万円分のふるさと納税をした場合、2000円は自己負担ですが、48000円は納税額から控除されることになります。
ただし、どんな人でもメリットがあるわけではなく、主婦・主夫、学生などで収入がなく、納めるべき住民税が発生しない方にとっては、恩恵が受けられない制度ですので注意が必要です。
一方、4月から新卒で働き始めた方は、働き始めた年の1/1~12/31までの収入をもとに、住民税が発生します。働き始めた年にふるさと納税した場合は、翌年納める必要がある住民税から控除されるため、ふるさと納税の恩恵を受けられます。
ふるさと納税の自己負担について
2000円の自己負担が発生するなら、普通の納税額の方が少なく済むんじゃないのかな?
確かに金額だけで考えると通常より2000円の手出しが増えていますが、自治体から寄付金額に対して時3割を上限とした返礼品がもらえるため、例えば1万円のふるさと納税だと最大3000円の返礼品が得られます。これだけで、手出し分2000円が回収できるんです!
ふるさと納税をしない場合とする場合の比較
ふるさと納税をする場合としない場合を比較してみましょう。
上の図のように、普段僕らが暮らす時、住んでいる自治体に「住民税」として納税することで、自治体の公共サービスを受けることができます。
ふるさと納税をする場合、住んでいる自治体に本来納めるはずの住民税の一部を「応援したい自治体に寄付する」ことで、お礼の品がもらえます。
ふるさと納税 寄付額シミュレーションサイト
ふるさと納税の寄付額は、収入や家族構成などによって上限が決まっています。自分がいくらまで寄付できるのかシミュレーションしておきましょう。
収入と家族構成のみで大体の寄付額を計算できるのが簡易版、源泉徴収票が手元にあって、詳細な情報が入力できる方は詳細版で計算してみましょう。
寄付額の上限を超えて寄付してしまうと、せっかくお得になる制度でも手出しが増えてしまう可能性があるので注意が必要だね!
ふるさと納税の手順
ふるさと納税のやり方手順は以下の通りです。ワンストップ特例制度と確定申告の2パターンがありますので、それぞれ確認してみましょう。
ワンストップ特例制度の場合
ワンストップ特例制度は、寄付の度に送られてくるワンストップの利用申請書を自治体に郵送するだけで確定申告の必要が無いため、手間が少なく簡単です。ただし制度の利用は、①確定申告や住民税申告の必要が無い給与所得者であることと、②寄付先が1年間(1/1~12/31)で5自治体以内に収まっている人に限られています。
また同一自治体で、複数回寄付した場合は自治体は一つのカウントですので、仮に6回以上寄付をしてもワンストップ制度を活用できます。
ワンストップ納税は自治体のみに申請するため、寄付額-2000円が、全額住民税から控除されます。
- ①応援したい自治体を選んで、ワンストップ制度利用のチェックをした上で、
ふるさと納税サイトで寄付をする - ②寄付が完了すると返礼品と寄付証明書(受領書)が届く
- ③寄付先の自治体に、ワンストップ特例制度の申告をする
- ④寄付先の自治体から、住んでいる自治体に情報共有される
- ⑤全額住民税から控除される
確定申告の場合
1年間(1/1~12/31)の寄付先が6自治体以上ある場合や、医療費控除などがある場合は確定申告を利用しましょう。
確定申告の場合は、税務署に申請し、税務署が住んでいる自治体に情報を共有するため、
所得税の還付と住民税の控除が受けられます。
- ①応援したい自治体を選んで、ふるさと納税サイトで寄付をする
※ワンストップ利用を選択していても確定申告可能なので、1年間の寄付先が5自治体以内なら、ワンストップ利用の状態で寄付をする方がベターです。(確定申告にした場合、自治体から届くワンストップ申請書は不要です。) - ②寄付が完了すると返礼品と寄付証明書(受領書)が届く
- ③寄付証明書をもとに確定申告をする
- ④寄付先の自治体から、住んでいる自治体に情報共有される
- ⑤税務署:所得税が還付される
- ⑥自治体:住民税が控除される
我が家のふるさと納税の活用法
返礼品は、飲料・食料品・日用品・家電・地元特産品などたくさんの種類があります。
ふるさと納税を始めた当初は、高級果物やウナギのかば焼き、地元秋田のお酒など普段はできない贅沢品だけを選んでいました。
ただそれだと、「贅沢なものを手に入れられてはいるけど、節約には活かせていないな」と考え、返礼品選びを三つに分類して見直しました。
選び方の基準
節約に活かすために、年間を通して必ず支出する「日用品」、「食料品」、「嗜好品」に分けて、なるべく長期で保存できる返礼品を選ぶようにしています。
具体的な返礼品の例は下記の通りです。
生活必需品を選ぶメリット
ティッシュやトイレットペーパーなどの生活必需品は、お店で購入しようとすると、年間で考えると購入金額・頻度ともにそれなりの金額になりますし、持ち帰りの手間もかかるので、時間・手間・お金の節約にはぜひ選んでほしい返礼品の一つです。
注意点として、日用品類の返礼品は寄付額が少ない割に、量が多いので高コスパですが、一度に届くので自宅で保管場所を確保してからにしましょう。
食料品を選ぶメリット
食料品は、冷凍のお肉と、お米がオススメです。
スーパーでお肉を大量に購入すると、小分けで冷凍保存する必要がありますが、返礼品では使いやすい量で小分けにされたものが届くのでとても便利です。
また、お米は以前から通販で購入していましたが、年間それなりの金額になるので、返礼品で利用できるのは非常に家計の助けになりました。
嗜好品=お楽しみ枠を選ぶメリット
節約だけを考慮すると必需品に絞って利用すべきですが、お楽しみ枠で寄付可能額の1割を、大好きなアイスや炭酸水にしています。普段のスーパーでは売っていない、寄付先にしか無いものを選ぶことができるので、まさにふるさと納税の醍醐味を味わうことができます。
オススメふるさと納税サイト
楽天ふるさと納税
ふるさと納税サイトはいくつかありますが、我が家では「楽天ふるさと納税」で購入しています。うまくポイントアップの日を狙えば、本来自己負担する2000円以上ポイントで還ってくるので、楽天ユーザーは絶対使った方がいいです!
楽天ふるさと納税を利用するメリットは次の通りです。
実際にふるさと納税したオススメの寄付先
日用品系の返礼品
栃木県小山市
日々の暮らしで、特に子育て中の我が家では本当に助かっています。一箱あたりの枚数が200組と多く、絵柄がかわいいのもポイントです!
岩手県一関市
一巻当たりの長さが100mと長いので、普段ドラッグストアで購入するものより、場所を取らないところがうれしいです。おなかが弱い僕には必要なときに無いと一番困る物NO.1なので、大量にあると安心です。
愛媛県西条市
実際子供のおむつは、ドラッグストアで購入した方が安い場合もありますが、ふるさと納税枠で利用でき、配送もしてくれる点が便利なので利用しています。
福岡県北九州市
子育て中や家事の合間に何かと手洗いが多い我が家では、ダメージを減らすために手にやさしいハンドソープにしています。
食料品系の返礼品
宮崎県都城市
スーパーでお肉を購入すると、小分けにして冷凍する手間がかかるのでちょっと億劫ですが、冷凍で一回分使い切りサイズに分けられているので使いやすく、味もGOOD!
茨城県境町
白米大好き家族なので、コメの消費量が多い!ふるさと納税で家計の助けになってくれるし、4種類食べ比べができるのがうれしいです。
嗜好品系の返礼品
熊本県玉東町
お風呂上りや特に夏場の暑い時期に飲みたくなる炭酸水。買い物で買うと地味に重いので、ふるさと納税でまとめてゲットしています。クセが無く飲みやすいです。
佐賀県小城市
ラーメン店の一風堂で初めて食べてからこのアイスのファン!、、、なんですが、周りのスーパーに無く簡単に味わうことができないので、年に一度のお楽しみにしています。発泡スチロールの入れ物で保冷されて届くので、入れ物は子供のおもちゃに利用しています!
秋田県大館市
地元秋田県のリンゴは、青森や長野などにも負けず甘くておいしいです。冷蔵庫に入れるとふじリンゴは比較的長持ちするので、食後のデザートとして重宝しています。
まとめ:生活費を節約するならふるさと納税を活用しよう!
今回の記事では以下の内容を説明しました。
収入や家族構成などによっても寄付できる金額が変わるので一概には言えませんが、年間数万円分の生活費を節約できる制度はふるさと納税以外にありません!
生活費を少しでも節約して、その分を他のことにお金を使うもよし、貯金するもよし、家計の助けになる制度であることは間違いないので、皆さんもぜひ活用してみてください。
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