資産形成を目指そうと思ったときに生活費を稼ぐことも大事ですが、まず今の支出を見直して無駄かなーと思うところをできる限り削減することも大事ですよね。
僕は食費が、節約を始めると一番買い物の頻度が高いので目が行きがちだったのですが、自分の身体を作るものなので極端に抑えたくは無いので、頻度は低いけど必ずかかる固定費や定期的にかかる支出の部分を見直すことにしました。
各項目ごとにどんなことができたのか見ていこうと思います。
1.携帯電話の通信費
昨今携帯電話料金の大手3社料金引き下げ報道などで、ドコモ、au、ソフトバンクのみならず、楽天や他のMVNOでも料金やサービスで競争が激化しています。
僕は少し前までmineoを利用していて、料金も10GBプランで税込2178円とかなり安いプランで利用していました。すでに安い料金で利用できていましたが、自分の利用状況や、本当にその容量が必要なのかを見直している中で、楽天モバイルを利用することに決めました。
決め手となったのは次のポイントです。
通信容量と料金
僕がマイネオで契約しているときの通信容量は10GBでした。前からヘビーに利用していたので、外出先や通勤電車で動画やサイトを見ていたのでこれでも少ない時もあるくらいでした。
ただコロナ禍においては、プライベートでも仕事でも外出の機会が減ったため、基本的には自宅か会社でのスマホ利用がメインになりました。そのため、月3GBに満たない時もあるので、料金を比較すると、うまく抑えられれば楽天モバイルの3GBで1,078円の方がマイネオより安く魅力に感じました。
mineo (通話+データ) | 料金 |
1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
楽天モバイル (通話+データ) | 料金 |
1GB | 0円 |
3GB | 1,078円 |
20GB | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
時間帯による通信速度
マイネオに不満があったとすると、お昼と夕方にかなり通信速度が遅くなるという点です。ただこれは多くのMVNOにおいて共通することですので、しょうがないと割り切っていましたが、、、
速度計測サイトで調べてみると、200kbpsくらいの速度で、LINEのテレビ電話もタイムラグが起きてしまうのはもちろん、比較的短気ではない僕でも、ネットで調べものをするのにも時間がかかってイライラするレベルでした。MVNO事業者は大手キャリア回線を借りてきている以上は仕方ないですね。
それに対して楽天モバイルでは、自社回線のため、時間帯によって特段速度に変化があることは無さそうです。
国内通話料
国内の通話がマイネオではオプションなどで安く利用できたのですが、楽天モバイルでは携帯電話・固定電話ともに無料だったため、非常にメリットでした。※0180,0570などから始まる番号への通話は対象外の様です。
契約事務手数料無料
ほとんどのMVNOの場合新規契約事務手数料として3,300円がかかるのですが、楽天モバイルは無料でしたので、乗り換えのハードルがめちゃくちゃ低いです。もちろん解約手数料もかかりません。
キャンペーンによるポイント還元
2021年7月現在、楽天モバイルを新規契約すると他社から乗り換えると最大で20000ポイントがゲットできるキャンペーンを実施していました。楽天経済圏ユーザーの僕にとってはかなりメリットが大きいです。
以上の点から、僕は楽天モバイルに乗り換えることにしました。物理simカードではなく、esimカードでしたので、申し込み後すぐに使用できました。約1か月使用していますが、東京での生活では今のところ速度が遅いと感じることは無く、逆に昼の時間にサクサク使えるので乗り換えてよかったと思います。
契約後3か月間の無料期間あり
僕は7月初旬に契約を申し込みましたが、10月末までは基本料が無料です。この期間までは通信容量を気にせず、例えば50GB使用しても0円というかなりの大盤振る舞いです。
実際に楽天モバイルに変更してみて
口コミサイトでは、通信速度が遅いだとかマイナスなものも多くあったのですが、約1ヶ月程使用していて、僕の住んでいる生活圏内では特に問題なさそうです。マイネオでは、お昼や夕方に通信速度が遅くなるということが非常にマイナスポイントでしたが、楽天モバイルでは速度は速いと感じています。
料金も今は無料期間なので当然料金もかかっていないですし、僕の使用環境ではおそらく3GBに収まるので、月々1,078円で使えることを考えると、880円月々節約できるので非常にお得だと感じました。ただ3GBを超えないように気をつけないと、高くなってしまうのでそこは注意するつもりです^^;
2.家賃
子供の出産を期に、それまで住んでいたマンションから引っ越しを考えました。理由としては、以前夫婦だけで住んでいたエリアは自由が丘で、二人の職場にも通いやすいし、休日に出かけるのもアクセスが良いし、街自体も暮らしやすいし、子育てにも非常に良い環境ではあったのですが、、、やはり広さに対する家賃が高く、僕一人の稼ぎでは子育て環境に適した物件に引っ越した場合、家賃は払えなかったというものです。
ということで探した所、中央線沿線の2LDKの物件に落ち着きました。
他のエリアと比べても広さあたりの家賃が安く、子育て世帯が集まっているみたいです。物件も築20年以上ではありますが、新品エアコン各部屋完備で、ウォシュレットやオートロックも有り、無料で衛星放送視聴も可能でここなら子育ても大丈夫だなと思える所です。
ただ、最寄り駅から20分歩かないとならないのはキツイですが、、、ウォーキングで運動不足解消できるとプラスに捉えています。
3.インターネット
インターネットは有料の持ち運びwifiを利用していましたが、月々約4000円程かかるので、抑えられたらと考えていた所、引越し先でインターネットが無料で使える為0円になりました!
速度はあまり早くは無いのですが、テレビ会議やインターネットなどをする分には全く問題なく使えています。
インターネット無料物件を選べたのはラッキーでした。
4.電気、ガスの見直し
電気とガスは前まで東京ガスでまとめて使っていました。電力、ガスの自由化がされたので我が家もより安く利用できるか比較サイトでシュミレーションしてみました。
電気は東京ガスの電気から基本料が0円のプランを選べる会社に、ガスは今より少し単価が安い会社に乗り換えました。どちらも比較サイト経由でギフト券を貰えるキャンペーンがある会社にしました。
電気を基本料金0円の会社にした理由は、月ごとに見てみると夏場と冬場はエアコンの使用量が大きいのに対して春や秋はかなり少なかったからです。使用量にばらつきがあると、基本料金がかかるタイプの場合、使用量が多い時は割安ですが、少ない時には基本料金の分かなり割高になってしまうためです。
子供の成長に合わせて、使用状況も変わってくると思うので、その時は再度電力会社の変更も考えるのですが、今は基本料金が0円のプランの方が料金もわかりやすく生活スタイルに合っているため、こちらを選びました。試算では年間5000円の節約になりました。
ガスに関しては電気よりプランのバリエーションが少なく感じました。試算で一番お得だった東京ガスより基本料も従量課金も少し安い会社に切り替えることにして、年間5000円の節約になりました。
ほとんど手間もかけずに、通常の料金だけでも安くすることができるのに加えて、ギフト券を1万円近く貰えたりするので、特に会社に強いこだわりが無い方や物件で指定されていないという方は、絶対お得だと思います。
※ご家庭によってメインで利用する時間帯や、使用量に差があるのでシュミレーションサイトで比較することをおすすめします。
5.スーツ&クリーニング
僕が勤めている会社では基本スーツのため、今までは数年ごとにスーツを購入していました。スーツのまま歩くことや業務することが多く、股擦れでズボンがだめになってしまうとジャケットが大丈夫でも買い替えなければならなかったんです。しかも必ず2パンツスーツを購入していましたし、汗っかきなのでクリーニングも頻繁でした。思い返すと結構な出費でした。。。
ところがユニクロでセットアップのジャケットとズボンで仕事着でも着られるものを発見!シワにもなりにくいので、自宅でクリーニングもできるので衛生的にもバッチリでした。
上下セットで購入しても1万円弱ですし、クリーニング代も抑えられるので、普段遣いするものとして非常にコスパが良かったです。
6.ヘアカット
髪は今まで2か月に1回、4000円の美容室でカットしていましたが、お金も時間がかかるのと変に美容師さんに気を遣うのが疲れてしまって、バリカンを購入して自分でやるか奥さんにカットしてもらうようになりました。
奥さんが里帰り出産で秋田に帰るまでは、奥さんにカットしてもらっていたのですが、結構上手にやってくれていました。
奥さんがいないときは、自分で鏡の前でカットしていました。素人の僕でもできちゃうくらい簡単なので、美容室が気疲れする人にはオススメです。
7.火災保険
上京してからこれまでに住んでいた賃貸の住居は、火災保険が大家さんもしくは仲介の不動産会社が指定した会社しか契約することができませんでした。これが結構高くて、2年の契約更新ごとに1万5000円くらいでした。更新手数料と一緒に支払っていて、明細を見るたびに「地味に高いな、、、」と感じていたのです。(これでも鉄筋コンクリート物件でしたので、木造や鉄骨の物件と比べるとまだマシらしいです。)
新たに引っ越しする際は、その物件が火災保険を自分で選択して契約できるかどうかも考慮に入れていました。
火災保険の会社をいくつか比較して、保険金額、個人賠償責任保険の金額をもとに損保ジャパンにすることにしました。
保険金額はもしものことがあった時に家財をいくらまで保証するかで変わるので、一概に言えませんが、僕の家では高いものがほとんどないので、低めに設定することで保険金額も同じ内容なのに、以前より半分近く安くなりました。
個人賠償責任保険は、第三者にけがをさせたり、お店の物品を壊してしまったときに使える可能性のある保険で、損保ジャパンの火災保険では特約でつけることができ、その金額も1億円まで保証されるというものでした。東京都では自転車に乗る人は、自転車保険の義務化が条例で決まりましたが、この個人賠償責任保険で、自分のケガや自分の自転車の修理には充てられないものの、相手に対しての補償は1億円までカバーできるため、火災保険一つに入っていればクリアできます。
実際に見直してみて
項目別で見ると、そこまでの金額を節約できているわけではないのですが、全部合わせると年間で10万円近くの節約につながることがわかりました。
僕自身趣味も少なく、もともとあまり浪費しないタイプだったので、そこまで節約できないと思っていましたが、それでも年間10万円近くの節約になりました。この記事を見ている方の中にはもっと節約できるチャンスがあるかもしれません。
単純に高いものがダメで、安いものが良いわけではなく、自分の生活と照らし合わせたときに、「これで十分!」と自分が思えるモノを選べるように、モノやサービスの内容と金額をたまに確認するようにして、相場感を身に着けることが節約には大事なのかなと思いました。
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